正規表現

正規表現とは、特定の文字列の集合やパターンに対して一つの文字列で表現する方法です。

正規表現は通常の文字とメタキャラクタと呼ばれる意味を持った記号の組み合わせによって表現されます。例えば「+」であれば、直前にある文字の1回以上の繰り返しを意味し、「?」であれば直前の文字が0個か1個のときのみマッチすることを指します。またグループ分けや選択肢の区切りと言ったものもあり、丸括弧や縦棒などを用いて使用されます。これらを用いることで任意の複雑な表現や表記のゆれに対応するために利用できます。

正規表現を利用することのメリットとして、正確な文字列を指定する必要が無く、特定のパターンを指定することができるため、プログラムのコードや長文に対して利用することで表記の揺れに対応しながら検索を行うことや複数の文字列を同時に置換や削除を行えるため、チェックに掛かる時間や修正そのものに柔軟に対応しやすいと言った点があります。これを利用することで、windowsで制作したテキストファイルをLinuxで扱うときに出てくる行末の余分な文字をツールを用いず削除することなどが可能になります。

正規表現を用いる際に利用するメタキャラクタそのものに一致してほしい際には、バックスラッシュか円マークを一致してほしいメタキャラクタの前につける必要があります。このマークは直後に置いた文字のメタキャラクタとしての意味を失わせ、その文字そのままを意味することになります。

元々正規表現はUNIXなどのスクリプト言語処理系に使われていた表記法でしたが、現在では様々なプログラム開発言語、テキストエディタの検索や置換機能などと多くのソフトウェアに実装されています。同時にライブラリが複数存在し、それぞれが独自の実装を行っているため、プログラムによっては使用できない機能や独特の表記法が存在します。従って正規表現を利用するときにはプログラムのマニュアルやヘルプを参照して対応する必要があります。

お見積もりフォーム