値渡し

値渡しとは、プログラミングにおいて使用する変数の受け渡し方法のひとつのことで、その内容となる値のみを関数やサブルーチンへ渡すことです。

変数とはプログラミングにおいてユーザーが設定するもので、様々な種類の値を収納するものとなります。その変数を処理することによって計算を行ったり条件によって判断を下したりすることになるものです。そして、その変数の値をプログラムの本筋から他の関数やサブルーチンへと渡すことによって更に処理を行うことになります。その際に、移動先で変数の中身を変えたくないような場合には、移動先となる関数やサブルーチンにおいて、その変数のコピーを作ることが値渡しとなります。

この場合においては、移動先のコピーした変数にいくら手を加えても、元の変数には何の影響も無いことになります。ただしこの場合、移動先でコピーを作り続けることによりメモリを多く消費することになりますし、それが原因となってプログラムの動きが悪くなるケースもあります。

これに対して変数自体をそのまま移動先で使用するものを、参照渡しと呼びます。この場合においては、移動先での加工によって変数はどんどん変化するために、その管理が面倒ではあります。複雑にサブルーチンを利用したり多くの関数を経ることによって、変数の管理は難しくなってくるわけです。もちろん、それぞれの役割というものがあるために、どちらもそれを必要とするケースがありますし、その場合には課題となる部分を考慮しなが使用することになります。

つまり、値渡しを行う場合においてはコピーをやたらと増やさないように受け渡し先での変数を同じ名前に設定するなどの配慮が必要となります。

また、値渡しの利点としてはプログラミングを共同作業によって行う場合において、その使用の仕方は割と簡単に行えることにあります。元の変数には一切影響を与えることがないことから、複数のプログラマーが自由に値渡しを利用することができるというわけです。

お見積もりフォーム